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GOSATシリーズ

 

GOSATシリーズ概要

 


GOSATシリーズは、気候変動に関する科学の発展と気候変動政策への貢献、そして脱炭素社会開発の推進をミッション目的とした衛星シリーズです。
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」は環境省、国立環境研究所(NIES)及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発した世界初の温室効果ガス観測専用の衛星であり、平成21年1月23日の打ち上げ以降、現在も観測を続けています。GOSAT-2は2018年10月に打ち上げられて、二酸化炭素(CO2)とメタン(CH4)に加えて一酸化炭素(CO)を観測しています。GOSAT-GW(温室効果ガス・水循環観測技術衛星)は、温室効果ガス観測ミッション(環境省と国立環境研究所が担当)と水循環変動観測ミッション(JAXAが担当)を担う地球観測衛星です。2023年度に打ち上げ予定です。
動画は、「いぶき」観測データを使って、地上から上空までの「地球全体(全大気)」の二酸化炭素の平均濃度を算出した結果を示しています。月別平均濃度は季節変動をしながら年々上昇している様子がわかります。

 

 

Updated: April 5, 2022