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衛星と観測装置衛星

 

 GOSAT-2は2翼式太陽電池パドルを有する中型の衛星で、その衛星バスは2014年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた地球観測衛星ALOS-2に基づいて設計されています。GOSAT-2の主な性能要求は以下の通りです。

 

GOSAT-2の主な性能要求(2014年5月現在)
 GOSAT-2GOSAT
軌道種別 太陽同期準回帰軌道 太陽同期準回帰軌道
降交点通過地方時 13時00分±15分 13時00分±15分
高度 613 km 666 km
回帰周期 6日 3日
寸法(本体) 5.3 x 2.0 x 2.8 m 3.7 x 1.8 x 2.0 m
質量 2,000 kg以下 1,750 kg
電力 5.0 KW 3.8 KW

 

衛星と観測装置観測装置

 

 GOSAT-2はFTS-2(温室効果ガス観測センサ2型)とCAI-2(雲・エアロソルセンサ2型)の2つの地球観測装置を搭載します。

 

 FTS-2は衛星進行方向とその直交方向へのポインティング機構を有するフーリエ変換分光計です。太陽光の地表面による反射や雲・エアロゾルによる散乱(バンド1、2、3)と、地表面や地球大気からの熱放射(バンド4、5)を観測します。観測された光の強度は非常に細かい波長間隔で記録されます。

 

FTS-2の主な性能要求(2014年5月現在)
 バンド 1バンド 2バンド 3バンド 4バンド 5
対象ガス 酸素 二酸化炭素,メタン,水蒸気 二酸化炭素,一酸化炭素,水蒸気 メタン,水蒸気 二酸化炭素,オゾン
スペクトル範囲 (µm) 0.75 - 0.77 1.56 - 1.69 1.92 - 2.38 5.5 - 8.4 8.4 - 14.3
スペクトル範囲 (cm-1) 12,950 - 13,250 5,900 - 6,400 4,200 - 5,200 1,188 - 1,800 700 - 1,188
スペクトル分解能 0.2 cm-1
走査時間 4秒
瞬時視野 9.7 km
ポインティング角 ±40度(衛星進行方向),±35度(衛星進行直交方向)
偏光測定 有(P,Sチャンネル)

 

 CAI-2は紫外、可視、近赤外、短波長赤外の波長域に10バンドを有するプッシュブルーム方式の画像センサです。10バンドの内、5バンドは衛星進行方向に対して前方を、他の5バンドは後方を観測します。

 

CAI-2の主な性能要求(2014年5月現在)
 バンド 1バンド 2バンド 3バンド 4バンド 5バンド 6バンド 7バンド 8バンド 9バンド 10
観測波長範囲 [nm] 333 - 353 433 - 453 664 - 684 859 - 879 1585 - 1675 370 - 390 540 - 560 664 - 684 859 - 879 1585 - 1675
観測方向 +20度(前方視) -20度(後方視)
空間分解能 460 m 920 m 460 m 920 m
刈り幅 920 km

 

 

Updated: May 26, 2017